HEXA エラーコード#902 オーバーヒート
オーバーヒートの警告温度は「マシン」 > 「ハードウェ ア設定」 > 「水温のしきい値」で調整できます。 水温が高まるとレーザー管の消耗が早まります。そのため、水温のしきい値は上げずに室温を下げることで、オーバーヒートの警告を防止することをおすすめし ます。
準備:
自分で準備するもの
①蒸留水
付属品箱に含まれるもの
②漏斗
③両口スパナ
④トルクスレンチ
検査項目
1. 室温を上げすぎないようにします
a. 機械排熱口の右側はスペースを開け、下部の給気口は塞がないようにしてください。
b. 30℃を超える室温はCO2 レーザーの使用に適していません。
2. 水温を上げすぎないようにします
水温は5~30℃にします。
開始時点の水温を下げるか、または機械の放熱能力を高めることで、連続切断時間を延ばすことができ
ます。
3. 高出力の稼働時間を減らします
a. 連続切断で水温が高まりすぎたときは、機械の放熱を待ち、水温が下がってから稼働の「再開」を押すことをおすすめします。これによって彫刻の仕上がりに影響が出ることはありません。切断を適切に中断させることで放熱が改善され、連続切断時間を効果的に延ばすことができます。
b. レーザー管の放熱時間を十分に確保できるように、彫刻加工は切断ジョブ間に配置してくださ
い。
4. ウォーターポンプを 80%以上充填します
水の量を増やせば、水温の上昇がさらに穏やかになります。
ウォーターポンプの水位が 80%を下回る場合は、水を補充します。
> ウォーターホースを押して、レーザーチューブ内の気泡をできる限り外に出してください。本モデル
の水冷装置は閉じた水路となっています。ウォーターポンプの蓋を閉じていれば、通常の使用法で水が蒸発することはありませんが、ウォーターポンプの水位は下がります。
5. 冷却ファンが正常に稼働します
サイドカバーのねじ8 つをトルクス棒レンチで緩め、カバーを脇に動かしてください。
> 機械の画面の「アクション」を押してください。
> 「水冷ポンプ」を押してくだ
さい。
ウォーターポンプが起動したら、3 つの冷却ファンが稼働しているかどうかを確認できます。
トラブルシューティングの記録方法
1. 写真:流速の読み取り値(3.0 L/min を超えることが望ましい)(「マ シン」 > 「ハードウェア設定」 > 「流速テスト」)