木材板
木材板は、彫刻、カット共にレーザー加工における代表的な加工材料です。木材板には、樹木によって色合いや硬さなどが異なるため、(個別の板状態次第ですが)柔らかい木材板の方が最大カット厚さが大きくなります。また、彫刻、カット共に木材をレーザーで焼いて加工するため、端面は黒く焦げます。
スギ
スギは加工性が高く初心者でも扱いやすい木材です。また、経年変化することで、木目が濃くなり、独特の重厚感が出るほか、レーザー加工機との相性も高い材料です。
ブナ
ブナは硬くて粘りがあり、弾力性があります。また、曲げに強いのが特徴があるほか、レーザー加工機との相性も高い材料です。
ホオノキ
ホオノキは切削加工性が非常に良く彫刻に最適な材質と言われています。刃当たりが良く、まな板にも使われる材料で、狂いが少なく下端定規などにも用いられています。レーザー加工機との相性も高い材料です。
キハダ
樹皮内側が黄色であるため、キハダと呼ばれます。キハダは黄色染色剤に用いられ、重量は比較的軽く、適度に堅質であり水湿には強いです。木目が非常に美しく、鉋で削ると材面は滑らかに光沢がでます。加工性に優れておりますので、家具材、楽器材、建築材などに使用されます。レーザー加工機との相性も高い材料です。
イタヤ
イタヤは硬い木ですので、アクセサリー加工によく使われるほか、ピアノや家具材にも使用されます。レーザー加工機との相性も高い材料です。
唐変木
唐変木は粗い木肌を持つものの表面仕上がりは良好で光沢があります。また、割裂しやすい一方加工性に優れており、耐朽性や保存性が良く、特に水湿に強いため、建築材、家具材、楽器、桶、土木用材等に用いられています。レーザー加工機との相性も高い材料です。