HEXA ミラーとレンズの清掃
使用頻度や素材により、1~2 週間ごとに1回、 ミラーとレンズを清掃することを推奨します
メンテナンスの手順
彫刻材料が紙や木材の場合は、塵やタール油が反射鏡に付着しやすくなります。 コットン綿棒に少量のアルコールを付けて、鏡面の汚れが落ちるまで清掃・拭き取りを実施できます。
準備項目
自分で準備するもの
①コットン綿棒
②75%~99%アルコール
HEXA には清掃の必要な反射鏡が3 つと集光レンズが1 つあり、これらの位置を図に示します。
※ 清掃したら、鏡とレンズに水滴が残らないようにして、酸化を防止してください。酸化すると、レーザー出力に影響が出るおそれがあります。なお、過剰な拭き取りもおすすめしません。
1. 第 1 反射鏡の清掃
第1 反射鏡はレーザー管の左側にあり、シャーシの方向を向いています。背面カバーを開くか、または下の写真のように鏡前の穴から拭き取ることができます。
2. 第 2 反射鏡の清掃
第2 反射鏡は左側のY 軸ガイドロッド上にあり、シャーシの方向を向いています。
3. 第 3 反射鏡の清掃
第3 反射鏡は、X 軸リニアレール上の三角形の鏡ホルダー内にあります。
4. フォーカスレンズの清掃
フォーカスレンズは、第 3 反射鏡の下側で、レーザーヘッド内にあります。
a. ハニカムテーブルを取り外してください。
b. レーザーヘッドカバーの 2 つのねじを緩めて外し、カバーを脇に動かしてください。
c.ノズル固定リングのねじを右回りで緩め、外してください。 > レーザーヘッドを取り外してくだ
さい。なお、レーザーヘッドを外した際、フォーカスレンズを落とさないよう、ご注意ください。
d. フォーカスレンズを取り外し、清掃してください。
5. フォーカスレンズを戻す
レンズには向きがあり、凸面側を上向き、平面側を下向きにします。
(縁を手でつかんでフォーカスレンズを見ると、凸面側では反射物が広角に見え、平面側では反射物が拡大さ
れたように見えます。)
※ 指示された向きで設置しなければ集光の精度が下がり、彫刻が不鮮明になったり、
切断が不可能になったりするおそれがあります。