レーザー加工材料1 - 木材、皮革

1 - 木材

1-1. 木材 - 繊維板(中密度繊維板(MDF)とも呼ばれる) 

接着・圧縮された木質繊維 

レーザー加工材料

ニュージーランド産MDF

長所

1. 良好な材料安定性、容易に切断可能
2. 表面に浮き出る不純物が少ない

短所

アジア産高密度板よりも密度が低い 

適合性

〇

注意事項

健康被害のリスクを下げるために、ホルムアルデヒド量の少ない繊維板を使用すること

レーザー加工材料

アジア産MDF

長所

低価格

短所

1. 適するのは彫刻のみであり、切断しにくい
2. 彫刻すると黒い塵が比較的多く出る 

適合性

△

注意事項

健康被害のリスクを下げるために、ホルムアルデヒド量の少ない繊維板を使用すること 

1-2. 木材 - 合板

全体:外側:堅い木材/内側:接着・圧縮された木質繊維 

レーザー加工材料

チーク合板

長所

美しい加工材料

短所

切断には高出力が必要

適合性

〇

注意事項

健康被害のリスクを下げるために、ホルムアルデヒド量の少ない繊維板を使用すること 

レーザー加工材料

ポプラ合板 

長所

1. ひび割れや反りに強く、木目が細く、 処理が容易
2. 薄白色で、直線状の木目
3. 軽量の材料で、工芸品や子供のおもち ゃに適する
4. 彫刻が容易で、彫刻後も色にむらがなく、縁部が簡単に焦げたり破損したりしない 

短所

材料の密度が低いため、彫刻の仕上がりがやや不鮮明になる 

適合性

〇

注意事項

健康被害のリスクを下げるために、ホルムアルデヒド量の少ない繊維板を使用すること 

レーザー加工材料

シナ合板 

長所

1. ひび割れや反りに強く、頑丈で、木目が細く、処理が容易
2. 乳白色で、細い直線状の木目
3. 研磨、ステイニング、ポリッシングで面が滑らかになる 

短所

材料の密度が低いため、彫刻の仕上がりがやや不鮮明になる 

適合性

〇

注意事項

健康被害のリスクを下げるために、ホルムアルデヒド量の少ない繊維板を使用すること 

レーザー加工材料

普通合板 

長所

1. より複雑な材料で、質感が硬く、切断時に分かれにくい
2. 建築構造や工芸品に使用される 

短所

質感の品質が低く、やや粗い

適合性

〇

注意事項

健康被害のリスクを下げるために、ホルムアルデヒド量の少ない繊維板を使用すること 

レーザー加工材料

クルミ合板 

長所

1. ひび割れや反りに強く、頑丈で、木目が細く、処理が容易
2. コーヒー色で、濃淡の異なる細い直線状の木目
3. 研磨、ステイニング、ポリッシングで面が滑らかになる 

短所

木の色が暗いため、彫刻の仕上 がりが少しわかりにくい 

適合性

〇

注意事項

健康被害のリスクを下げるために、ホルムアルデヒド量の少ない繊維板を使用すること 

1-3. 木材 - 無垢材

天然で健康によく、非毒性で、環境に優しい 

レーザー加工材料

無垢材 

長所

木目の特性が天然で様々に異なる 

短所

年輪があるため、彫刻深さが不均一になる場合がある 

適合性

〇

注意事項

年輪によって木の密度が天然で不均一になっている 

1-4. 木材の一般的な問題

問題

解決策

考えられる難点

不均一さ 

色を深めるには: 速度を落とすこと
切断深さを深めるには: 出力を上げること 

焼け跡が大きくなる
精度が下がり、大きさが歪む 

彫刻の焼け跡 

加工前
彫刻材料の面を紙テープで覆うこと
木材を少し濡らすこと

加工後
 焼け跡をサンドペーパーで 落とすこと 

加工前
テープが残る
面に出っ張りができる

加工後
ひっかき跡が残る 

切断の焼け跡 

低密度の木材を使用すること
少量のアルコールで清掃すること

湿気で木材が反るおそれがある
アルコールが多すぎるとタールが 発生し、木材に染み込む 

2 - 皮革

2-1. 皮革 - 合成皮革 

基布層:多くの場合は織布、接着層・樹脂層:PU、PVC など  

レーザー加工材料

ポリウレタン(PU) 

長所

1. 基布:PU は横から見ると PVC よりもかなり厚く見える
2. 質感:PU は PVC よりも柔らかい 

短所

-

適合性

△

注意事項

焼きが不完全な場合は有毒ガスが発生する 

レーザー加工材料

ポリ塩化ビニル(PVC)

長所

-

短所

 彫刻すると腐食性ガスが発生し、機械のねじが錆びる 

適合性

×

注意事項

危険物

2-2. 皮革 - 本革 

しなやかで、柔らかく、よく伸びる 

レーザー加工材料

タンニン革

長所

天然色で、油を吸い、湿気があり、堅い

短所

-

適合性

〇

注意事項

-

レーザー加工材料

クロムなめし革

長所

よく伸び、防水性で汚れがつきにくく、色落ちしにくい 

短所

-

適合性

×

注意事項

焼けると有毒ガスが発生し、レーザー加工には適さない

2-3. 皮革の一般的な問題 

問題

解決策

考えられる難点

焦げと巻き上がり

加工前に皮革全体を濡らすこと 

乾燥すると皮革にしわがつく 

皮革から出る強い臭い 

作業場では空気清浄機を使用すること 

エアーフィルターの発泡シートは消耗品である